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「ペーパードライバー教習所運転塾」塾長の独り言(大阪・京都・兵庫・滋賀・奈良)出張日誌

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ペーパードライバー教習の様子や車、バイクに関する情報、楽しみ方を紹介

ランボルギーニ ムルシエラゴLP640

ランボルギーニ ムルシエラゴLP640


大阪市内でスーパーカーを見かけました。

名前は「ランボルギーニ ムルシエラゴLP640」

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やはりランボルギーニはスーパーカーの王様だと私は思っています。

私の世代は空前のスーパーカーブームで小学校の時はスーパーカー消しゴム

を集めてボールペンのノックする部分で弾いて遊んでいました。

見かけた直後に阪神高速に乗ったのですがアッという間に目の前から消えていきました。

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ムルシエラゴについて
ムルシエラゴLP640 の「LP」とはエンジンの搭載位置を表現するLongitudinale Posteriore(後方縦置き)の略で、640 という数字はエンジン出力を表します。デザイナーとエンジニアは、エンジン、サスペンション、ギヤボックス、エキゾーストシステム、ブレーキ、エレクトロニクスといったあらゆる面を見直したばかりでなく、インテリア、エクステリアも一新しました。それにより、ムルシエラゴLP640 は、クラスのトップに君臨する、もっとも究極で最速のスポーツカーとなったのです。

独自のデザイン
ムルシエラゴLP640 の製作にあたって、ランボルギーニのデザイン・センター、「チェントロ・スティーレ」のデザイナーは、同社の伝統理念である純粋性、スポーツ性、そして機能性に忠実であることを心がけました。その結果、この車は新しいフロントおよびリヤバンパーを備え、よりアグレッシブな外見に生まれ変わりました。エキゾーストシステムの開口部は、リヤバンパーのディフューザーに一体化されました。その他の新しい機構としては、ムルシエラゴLP640 の存在感を増し、夜間でも間違いようのないリヤライトがあります。新しいサイドデザインも一見の価値があります。エアインテーク後ろ側の部分は、左側にはエンジン・オイルクーラー冷却のために大きな開口部が設けられています。これは、エアロダイナミクスに基づいて設計されたフロント&リヤとともに、ランボルギーニ車の形状は機能に従って決定されることを証明しています。
ムルシエラゴLP640 の心臓をよりアピールしたい方のために、透明ガラス製エンジンフードを選択することもできます。ドアミラーとワイパーは空力特性を向上させるために形状が見なおされ、「Hermera」軽合金ホイールリムも採用されました。コックピット内のインストルメントパネルに使用される照明のグラフィックも修正されました。室内の仕上げは、菱形ステッチの採用に伴い新しいルックスを身に纏っています。

よりパワフルなエンジン
新型ムルシエラゴLP640 のエンジンは、大幅な変更を受け、性能が向上しています。拡大されたボアと延長されたストロークにより、この定評ある60 度V 型エンジンの排気量は6.2 リッターから6.5 リッター(6,496cc)へと増加しました。従来でも580hp を絞り出していたこのエンジンは、変更によって8,000 rpm で640hp(471kW)を生み出します。この12 気筒エンジンの最大トルクは、6,000 rpmで660Nmです。もちろん、ランボルギーニ・ムルシエラゴLP640は、欧州および北米各国の排出ガス基準に適合しています。
この「進化的前進」は、あらゆるエンジン・コンポーネントの体系だった見直しによって実現したものです。シリンダヘッドと(定評あるランボルギーニ可変ジオメトリ・システムを採用した)吸気システム全体は、全面的に変更を行いました。クランクシャフト、カムシャフト、エキゾーストシステムも進化しています。
パワーが向上したことにより、その走行性能も当然の如く高まりました。ムルシエラゴLP640 の0~100km/h 加速はわずか3.4 秒で、前モデルより0.4 秒も速くなっています。
ランボルギーニ社のエンジニアは、トルク特性についても取り組みました。このエンジンの「ドライバビリティ」は、無段階可変タイミング・システム(インテーク、エキゾースト両側)と、ドライブバイワイヤ・エンジン・マネジメント・システムによって高められています。エンジンがより高出力化することにより、放熱面の要件も増加したため、エンジニアはより大型のエンジン・オイルクーラーが必要と判断し、車両左側面にあるエアインテークを拡大しました。ランボルギーニVACS システム(バリアブル・エアフロー・クーリング・システム)を備えた水冷システムは従来と同様で、最高の空力特性を確保するために外気温とクーリング・エアーの必要性に応じて、エアインレットが電子的に開閉されます。

ギヤボックスとトランスミッション:効率と強度の向上
増強されたパワーとより高いトルクは、ギヤボックスを構成するコンポーネントにも、さらに高い完成度を求めます。その新しいニーズに答えるため、新型ムルシエラゴLP640 には、改良された6速ギヤボックス、強化されたリヤ・ディファレンシャル、新しいアクスルシャフトを採用しています。e-ギヤのセミ・オートマチック・ギヤボックスを選択することもできます。
先行モデルと同様、ムルシエラゴLP640 は信頼性の高いランボルギーニVT(ビスカス・トラクション)システムをベースとしたフルタイム4WD を採用しています。このシステムは機械式で、電子制御系は存在しません。通常加速時のおおよその駆動力配分は、フロントアクスルが30、リヤアクスルが70 になります。独立に設定された制御機構が、動的変化、重量配分、相対的摩擦係数などの情報に基づき、ビスカスクラッチと完全に連動した形で駆動力を配分します。極端なケースでは、駆動力のすべてをいずれかのアクスルだけに伝達することもできます。

電子系:トータル制御のための「クローズドループ」
電子系も最新に更新されています。新しいエンジン・コントロールユニットは、「クローズドループ」の採用により、エンジンの性能と「ドライバビリティ」を向上させています。エンジンおよび車両関係のパラメータは、3 つの「マスター」コントロールユニットと1 つの「サテライト」コントロールユニットによって管理制御されています。マスター・コントロールユニットは2 つのランボルギーニ「LIE」エンジン・コントロールユニット、ランボルギーニ「GFA」(補助機能管理)コント ロールユニット、そして1 つのランボルギーニ「PMC」(パワー・モーター・コントロール)サテライト・コントロールユニットから構成されます。これらのコントロールユニットは、CAN Bus によって接続されています。

フレームとシャシー:完璧なハーモニー
特徴的なシザードアを与えられたムルシエラゴLP640 のボディは、鋼板とハニカム・カーボンファイバーを接着・リベット留めして構成されています。
高速走行時のドライビング、ハンドリング、および安定性は、新しいスプリングとスタビライザ、そして再設計された電子制御式ダンパーによって確保されています。いわゆる「ブレーキ・ダイビング」や「スクワッティング」を起こさせないためにアクスルに与えられた「アンチ・ダイブ」および「アンチ・スクワット」機構は従来のままで変更はありません。リヤホイールに装着されたスプリング2 本、フロントホイールに装着されたスプリング1 本とダンパーは、同軸上に設置されています。
アルミ合金製の新しい「Hermera」リムの寸法は、フロントが8 1/2"×18"、リヤが13"×18"となっています。装着できるタイヤは、各種サイズのピレリ製P Zero Rosso です。ムルシエラゴLP640の指定タイヤは、フロントが245/35 ZR 18、リヤが335/30 ZR 18 となっています。レースなどのスポーツ用として、ランボルギーニ社はピレリP Zero Corsa レース用タイヤもオプションとして提供しています。ピレリP 「Sottozero(零下)」ウインタータイヤも、現在開発中です。

ブレーキと安全面:セラミック・カーボンブレーキがオプション
ランボルギーニ・ムルシエラゴLP640 のようなスーパー・スポーツカーは、高い安全性も備えていなければなりません。
バキューム・ブレーキ・ブースター付きのデュアル油圧回路ブレーキシステムは、高い制動力を生み出します。セルフベンチレーション式のブレーキディスクの寸法は、フロントが380mm×34mm、リヤが355mm×32mmとなっています。電子式ブレーキコントロール(DRP)およびトラクション・コントロール(TCS)つき4チャンネル・アンチロック・ブレーキ・システム(ABS)は、性能曲線が見直されました。このシステムは、電子油圧コントロールユニットと、4 つのスピードセンサーから構成されます。
きわめて大きな制動力が必要となる場合、6 ピストンのブレーキキャリパーを持った、380 mm×36mm のセラミック・カーボンブレーキを搭載することもできます。それにより、ブレーキペダルの踏力はより小さくて済むようになり、制動距離は短縮されます。きわめて苛烈な状況下でも、ブレーキがフェードすることはまずありません。大幅な軽量化と優れた耐久性、そして目を惹くグラフィック・デザインも魅力です。

新型ムルシエラゴLP640 は、最高に厳しい安全基準も満たしています。フロントにエアバッグを2つ(運転席側には、シングルステージの60リッター・エアバッグ、助手席側には130 リッターのデュアルステージ・エアバッグ)採用したムルシエラゴLP640 は、正面衝突、側面衝突、ポストへの衝突、乗員安全性、燃料供給機構の安全性、素材の難燃性といった事項において、各国の法規をクリアしています。ラゲッジ・コンパートメントも、小児安全対策基準に合致しています。

インテリア:さらなるエクスクルーシブ感とカスタマイズの幅
コックピットのシートは、根本的な変更を受けています。よりスペースが増し、ヘッドレストのデザインも変更され、シートの快適性がより高まっています。レザー製のシート地には、「Q-citura」と呼ばれる菱形ステッチが施されます。同じデザインモチーフは、ドアパネルのトリム、シートとエンジン・コンパートメントの間のパネル、ルーフパネルにも採用されます。
インストルメントパネルは、新しいデザインの照明を備えており、その横には6.5 インチのワイドスクリーン・モニターを備えたケンウッド製オーディオ、DVD、MP3、WMA プレーヤーが配されます。オプションで、ナビゲーション・システムも搭載可能です(日本では標準装備)。
従来モデルと同様、ムルシエラゴLP640は特別装備やインテリアのパッケージを組み合わせてカスタマイズが可能です。ムルシエラゴ・ロードスターに採用されて好評だった非対称、ドライバー指向の装備・張地が、クーペにも選択可能になりました。運転席シートとドアパネルは、穿孔加工されたレザー仕上げです。
また、「Privilegio」カスタマイズ・プログラムを選ぶと、ムルシエラゴLP640 を自分だけのスポーツカーへと変身させることができます。たとえば、コックピット内のエアコン・コントロール・パネル、コントロールレバー・コンソール、パーキング・ブレーキなどに、洗練されたカーボンファイバー仕上げを採用することも可能となっています。

搭載エンジン V型12気筒
総排気量 6.2L
トランスミッション 6速
最高出力 640ps/8,000rpm
最大トルク 67.3kgm/6,000rpm
全長 4,610mm
全幅 2,058mm
全高 1,135mm
ホイールベース 2,665mm
駆動方式 MR
車両重量 1,665kg
価格:¥37,511,000
by unten19 | 2010-08-15 21:29 |

by 塾長